ネクロマンサー

死者にこそ会話する

死者にこそ敬意をはらう

わたしは死者はすべからく尊敬をする

それはわたしが

絶対的に

死ぬことを恐れているからだ

先祖のことごとくを敬いたいと思う

それどころか

憎むべき相手を憎まずに済む法則として

その方のご先祖に対する敬意を保つことで

人を憎まずにいられているはずだと

信じている

死者は語る

むしろ死者こそが猛弁にかたりだす

透明の世界だとか風の世界は

輪廻とか聞いたことはある人はいるだろうが

僕は多分、輪廻とかは概念が既に下界では抜け落ちていると思う

ネクロマンサーは死者を尊ぶ

前時代に生きた先祖

仏を尊ぶ

なぜならばそれほどに厳しい時代やらを終えて

まるで星のようになっているからだ

現代人はまるでおとぎ話かのように捉える

神話の如き物語なども

わたしは神話を信じたりはしないのです

むしろ現代的な文学などの方が

洗練されすぎていて好きです

芥川や太宰や夏目など各々各先生においては

ドイツのゲーテ

ロシアのドストエフスキーを忘れてはいけない

フランスのシェイクスピア

イギリスのイエーツかアポリネール

わたしは死者と語らいました

不思議と生きているよりかは死者として

あるほうが便利なのだというのです

わたしは現実が嫌いです

物質世界の

しかし宇宙のかなたにあるような神秘現象やら

量子と呼ばれるところにある現象は好きです

わたしは夢にゆけれるでしょうか

わたしの実存と呼ばれるところには

そんなにも褒められたところはありません

いう人がいうならば

脱落者ともあきらめた男だともいうでしょう

でしょうがそこにも不思議と道はつむがれていくものです

わたしはまだ見ぬこの大地の不思議について探求をしたいと願います

それよりも寿命というものが追い付くか

もしくは死の恐怖や

愛したり好いたものらが失われる

現世界にある定めというものに精神を

どう付き合っていけるのかという点でしょう

わたしは地上にあるだけでなしに

精神的にこの地上ではどうにも弱すぎるようなのですから

ネクロマンサーは地上にいて魂をあつかうだろう

しかしそのみなは天にも通ずるようにあるようを願う

しかしどの道その頬には

現世の悲しみを理解して憤り

または感謝をして

涙を流してあるようなのであります

わたしは祈りにも願いにも似た

ある種の感情か感謝か

懺悔の心持をもって

生きていくのでしょう

しかしそれも覚悟した道

先人の既に歩いた道なのであります

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